先週金曜日より9月定例千葉県議会が始まりました。
冒頭、森田知事より台風15号による県内の被害状況についての報告があり、県としての対応についても説明がありました。
私達の会派としても、早速、要望事項を取りまとめ、会派代表として、森田知事に対する要請書を高橋副知事に手渡しました。

内容については以下の通りです。
1、激甚災害の早期指定への要請について
公共土木施設及び農業用施設等の災害復旧等を円滑かつ早急に行うため、令和元年9月に発生した台風15号に伴う各種災害について「激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律(昭和37年9月6日法律第150号)」を適用するよう国に強く要請すること。
2、被災者生活支援について
被災された方々の早期の生活再建に資するため、既存の被災者生活再建支援制度(国制度)を弾力的に幅広く適用するよう国に対し要請すること。
3、公共土木施設等の被害復旧事業の早期採択等について
災害復旧事業に早期に着手できるよう、公共土木施設及び農業用施設等の災害査定を迅速かつ柔軟に対応するとともに、十分な事業費を確保し、採択に関する手続きの簡素化を図るよう国に要請すること。
4、地方交付税等による財政支援実施の要請について
県及び市町村が行う応急対策や災害復旧等に多額の経費を要するため、特別交付税の配布、災害復旧事業及び災害関連予算の確保に特段の配慮を行うよう国に対し要請すること。
また、阿井県議会議長とも面談して、現在の被災地の状況を考えると、復旧最優先の観点から、議会日程の見直しを行うように要請しました。
現在も被災地では、多くの方が、停電や断水等で苦しんでいます。この状況を、一刻も早く解消できるように、県に働きかけると共に、個人としても、ボランティア等、できることがあれば、最大限努力していきます。