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物価高で重さを増す「逆進性」
食料品消費税0%で国民の食卓を守る
財務金融委員会で食料品の消費税0%化について質問。前回に引き続きになりますが、今回は視点を変え、消費税の逆進性について指摘しました。加藤財務大臣は、逆進性については認めたものの、減税については「不適切」と否定的でした。
消費税は、低所得者ほど重く、高所得者ほど軽い税。憲法の応能負担原則に反する「逆進性」があるといわれます。特に物価高では、生活必需品に支出が絞られ、消費支出に食品が占める割合を示す「エンゲル係数」は、昨年28%を超え、48年ぶりの高水準となっています。

こうした状況に柔軟に対応するのが、食料品消費税0%化。とはいえ、消費税は、社会保障の大切な財源でもあるため、まず1年、状況を見て1年延長という、時限付きでの実現を目指しています。
「家族が食卓を囲んで微笑みあう。そんな小さな幸せを守りたい」が私の政治信条です。生活の基本は「食」。引き続き、食料品の消費税0%化を求めてまいります。
国政報告は、行徳新聞・浦安新聞交互に掲載中。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)