16日の読売新聞朝刊・京葉版に「社長応募300件超」という見出しがあり、思わず「おおっ!」と乗り出してしまいました。
いすみ鉄道は、大原—-上総中野間を走る第三セクターの鉄道で、「民間出身者をトップにすえ、経営難を打破しようと」社長候補者を募っていました。そこになんと300件を超える応募があったとは…。
私は、先の議会の一般質問で、同じく第三セクターの東葉高速鉄道に、民間からトップを起用するよう提言しています。
民間の新しい発想や柔軟さ、そして感性とでもいうのでしょうか、経営に対するセンスは、やはり公のそれより勝っていると思います。さらに、いすみ鉄道のように、「社長公募」という試みが、各種メディアに取り上げられることで、全国にその存在を知ってもらえるばかりでなく、報道によって、東葉高速鉄道の苦しい経営事情を利用者や県民が知ることも、大変な価値があると思います。
議会の答弁では、東葉高速鉄道の社長の民間登用に対し、積極性を感じられませんでしたが、いすみ鉄道の前例で、見解が変わるかもしれません。注意してみていきたいと思います。