立憲民主党に入党
2007年、私が初めて千葉県議会議員選挙に立候補した時からお世話になってきた民主党(後に民進党、現在は国民民主党)を、この度離党して、立憲民主党に入党する決断をしました。

昨年秋の衆議院議員選挙の時に、民進党は、立憲民主党と希望の党に分かれて戦いました。しかし、その後も民進党は存続し、参議院議員と地方議員は在籍していましたが、今年5月、民進党と希望の党の一部が合流して国民民主党ができました。
この時点で私達民進党に在籍していた議員は、国民民主党に残るのか、立憲民主党に入るのか、どの政党にも属さずに無所属となって活動するのかの判断を迫られました。
今回の決断をするに当たって考えたことは、政治を志した時の原点に帰るということです。その原点のひとつは政権交代可能な政党で活動して、政権交代を実現し、日本の政治や社会を良くしていくというものです。
自民党による長期政権によって、利権政治、一部の人が得をする政治という弊害が出てきた歴史があり、これを正すには政権交代によって権力の交代を実現させるしかないと思ってきました。
2009年の総選挙で民主党は圧勝し政権交代は実現しました。その時、私はこれで日本の政治や社会は良い方に変わっていくと期待していました。
しかし結果は、民主党のガバナンスの無さが国民の信頼を裏切り、約3年間の短命政権に終わりました。その後、政権は自民党に戻りましたが、今の自民党の政権運営を見ていると以前より酷くなっていると思います。
その意味で私の志は道半ばです。もう一度、政権交代を実現して、国民が主役の政治を取り戻さないといけないと感じています。
このような考えの中で、次に私が政治活動する場としては立憲民主党が最適だと判断しました。「まっとうな政治を取り戻す」、このフレーズが示す通り、今また政治が国民の手から遠く離れた所で行われている現状を打破し、草の根から国民の側に立った政治を実現していく為に、立憲民主党で原点に帰って政治活動を進めて参ります。
皆様のご理解とご支援を何卒お願い致します。
平成30年8月3日
矢崎けんたろう