【かわら版No.22】至誠一貫

至誠一貫

新年あけましておめでとうございます。
昨年を振り返れば、台風15号、19号、関東豪雨が、まず真っ先に思い起こされます。突然の災害で命を落とされた方のご遺族のもとにも、今なおブルーシートに覆われた家屋で寒さを忍んでいらっしゃる多くの県民のもとにも、新しい年が訪れました。


復旧・復興のみならず、災害に強い千葉を実現するため、全力で取り組む決意でおります。

また、4月の改選でトップの得票を得て、県議会4期目の仕事を始めさせていただけたことは、私にとって一番大きな事柄です。その後、千葉県議会立憲民主党会派の会長となり、11月からは、立憲民主党千葉県第五区総支部長を務めることとなりました。皆さまのご支援のお力を昨年ほど想った年はありません。
「皆さまがあって私がある」それを改めて強く胸に刻み込むことができました。

さて、毎年、年頭に一年間の自分自身の活動指針となる言葉を選んでいますが、今年は「至誠一貫」にしました。
至誠の出展は、孟子の「離婁章句」(りろうしょうく)にある一節「至誠にして動かざる者いまだこれあらざるなり」(至誠而不動者 未之有也)。「誠を尽くせば、心が動かぬ人はいない」という意味ですが、そこに一貫がつき誠を貫き通す生き様となります。

政治を志す者の胸に熱い「誠」があることが、当然とは言えない時代。森友・加計問題、さくらを見る会など、首相自らの誠実さに疑いが生じても、国民の納得が得られないまま、政権は継続されています。
最も恐ろしいことは、国民がこうした政治に怒りを覚えるほどの関心も持っていないように思えること。事実、昨年、新聞社が行った調査によれば、日本が直面している課題の解決に政党や政治家に「期待できない」とする人が七割を超えている状況です。
冷えた政治意識のもと、歴代最長となる安倍政権は、安全保障関連法、組織犯罪処罰法(共謀罪創設を含む)、入管難民法などを強行採決、医療や介護の自己負担額の増額を計画、更には、改憲に向け大きく舵を切ろうとしています。
政治家は、誰に対して誠を尽くすべきか。それは、一部の限られた人ではなく普通の国民です。軍事力でも、国際競争力でもなく、普通の国民の幸福度こそが、国力なのだと私は信じています。

今後も、人に寄り添い、家族が食卓を囲んでほほえみ合う、そんな幸せを守る政治を貫いてまいります。
そして、自民党一強体制に風穴を開け、国民本位の議論ができる政治を取り戻すよう、全力で活動してまいります。
本年もよろしくお願いいたします。

令和2年1月7日
矢崎けんたろう